Vol.60 クレジットカードを作る、その前に
Q.カード嫌いで今までクレジットカードというものを持っていなかったのですが、来月、海外に行くので1枚くらいは作っておこうかなと考えています。人気のあるカードはどこのものですか?(Kさん、21歳、派遣社員)
「人気がある」とは発行枚数が多いもの、ということでいいのでしょうか? 日本クレジット産業協会の統計によれば、平成18年3月末の段階で発行枚数が一番多いのは銀行系のカード(銀行系クレジットカード会社各グループおよび地銀バンクカードの自社カードの合計)でした。次いで流通系(百貨店、量販店、流通系クレジットカード会社の自社カード)、信販系、メーカー系、その他と続いています。
「発行枚数が多いのだから、その分信用度や信頼度も高いはずだ。」という解釈もできますね。でも、クレジットカードの選択基準はそれだけではありません。カードごとにいろいろな特色があるので、自分のライフスタイルに合っているもの、使い勝手がよさそうで、その中でもできるだけおトクなものを選びましょう。
例えば、海外で使うのなら、海外でも取り扱い店舗の多いカード、海外旅行保険が付いているものなどが考えられます。また、よく行くデパートのカードやガソリンスタンドの系列石油会社のカードのようにそこで使うとオトクになるものもありますし、女性のみ特典がつくカード、年会費無料のもの、人によってはカードのデザインが気に入って、という選び方もあるかもしれません。カードの比較サイトもいろいろあるようなので、申し込む前にいろいろ調べてみることをオススメします。
日本国内におけるクレジットカードの発行枚数は約2億9千万枚とのこと。日本の人口が1億2千7百万人程度ですから、赤ちゃんからお年寄りまで1人あたり2枚強のクレジットカードを持っている計算になります。それほどまでに普及しているクレジットカードですが、そのカードの基本的なことを、よく理解せずに使っている人が多いように思えます。そこで、ここで簡単におさらいしておきましょう。
クレジットカードのクレジット(Credit)とは信用という意味です。本来は利用者の信用に基づいた信用供与を意味しています。この信用をもとにした契約により、後払いで買物や食事ができるようになっているのです。つまり、キャッシングを利用していなくても、カードで買い物するということはすなわち、カード会社に借金をしている!ということになるんですね。
次にクレジットカードの機能をみてみましょう。
・支払機能:いまお金がないのでカードで支払う、海外などで、お金はあるが多額の現金を持ち歩くのは危険なのでカードを使う。
・借入機能:分割払いにする、キャッシングする。
・身分証明機能:海外でのホテル予約時など、カード会員であることが信用につながる。
・その他の機能:代金の割引やポイント制度、各種サービス、保険付帯など。
クレジットカードは、確かに便利な道具です。それがあれば、あなたは飛行機の予約もできるし、電話やインターネットで買い物もできるし、使えばポイントも貯まります。
でも、注意してください!!多くの人が借金で身動きがとれなくなってしまうのは、カード会社があまりにも簡単に借金をさせてくれるからなんですよ。
さらに、カード代金の支払い方法による金利の違いなど、クレジットカードに関連しては、まだまだ知っておいて欲しいことがありますので、またあらためてお伝えしていきたいと思います。
・クレジットカードの種類はさまざま。自分のライフスタイルに合ったものを選びましょう。
・カードで買い物するということは、カード会社に借金しているということ。
・カードの機能は支払・借入・身分証明・その他。
えがおのじかん ポストカード
作者: オガサワラ ユウダイ
出版社/メーカー:新風舎
価格: ¥ 725 (税込)
カードはカードでもこちらはポストカード(絵はがき)ブックです。eメールもいいのですが、たまにはゆったりとした気持ちではがきを書いてみるのも、意外と新鮮なものです。
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